毛穴の角栓が大きくなる原因と予防方法とは!?
鼻などにポツポツできる、白い物体。見てるととても気になってしまうコイツこそが、角栓です。美肌になりたいなら、角栓は絶対になくしたいですよね。
でも、そもそも角栓とは何なのでしょうか。この記事では、角栓の正体や角栓をなくす方法などをまとめてみました。角栓が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
角栓とは
角栓は指で押しだすとニュルっと取れることから、皮脂だと思っている方も多いようです。しかし正しくは、「皮脂と古くなった角質(タンパク質)が混ざったもの」なのです。皮脂というよりはタンパク質に近く、角栓の70%を占めているのがタンパク質です。
角栓の役割
角栓には何となく嫌なイメージがあると思いますが、実は完全な悪者ではありません。角栓があることで、毛穴から細菌が侵入するのを防ぐことができるのです。
そして古くなってくると、ターンオーバーにあわせて自然と取れていきます。つまり本来、角栓はあっても何の問題もないのです。
しかし、何らかの原因で角栓が大きくなりすぎてしまうことがあります。こうなると角栓が毛穴を塞いでしまい、肌トラブルを起こしてしまいます。
角栓が大きくなる原因
もともと人間の肌は、角質層にある水分を蒸発させないために、皮脂と汗を分泌して皮脂膜というヴェールのようなものを作ります。
この皮脂膜を作るための皮脂は、毛穴の奥の皮脂腺というところから分泌されます。そこで過剰に皮脂が分泌されてしまうと、毛穴の中に皮脂が溜まり角栓が大きくなります。
過剰に皮脂が分泌されてしまうのには、下記の3つの原因があります。
①ターンオーバーの乱れ
通常、人間の肌は約4週間かけて新しく生まれ変わります。
ですが、生活習慣の乱れやホルモンバランスの変化などにおってこの約4週間というペースが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに肌に残り続けてしまいます。
皮脂も排出されず、毛穴にどんどん溜まっていき、大きな角栓を作ってしまうのです。
②乾燥
乾燥すると、肌は毛穴から皮脂を分泌して潤いを守ろうとします。しかし肌が乾燥していると毛穴の伸縮性が悪くなります。毛穴から皮脂を出そうとしているのに、毛穴からうまく皮脂が出なくなってどんどん溜まっていく…これがまた角栓を大きくしてしまうのです。
③化粧汚れ
毎日化粧をしていると、どうしてもファンデーションなどが毛穴に蓄積してしまいます。きちんとクレンジングで落とせていれば問題ないのですが、普通のクレンジングではなかなか難しいことも。
毛穴にたまったメイク汚れ、古い角質、皮脂、ホコリなどが混ざり合うと、角栓になってしまいます。
角栓を放置すると肌荒れの原因に
角質を除去しないままでいると、ニキビや吹き出物の原因になってしまうほか、角栓が酸化することによって黒ずみの原因にもなってしまいます。
ですが、角栓はなかなか除去することが難しいのです。「角栓がとれる」と謳ったクレンジング剤なども販売されていますが、角栓は皮脂とタンパク質でできているので、油汚れを落とすクレンジング剤だけでは除去することができません。
角栓を予防する方法
角栓を除去するためには、まず毛穴を開かせることが必須です。入浴や蒸しタオルで肌を温めて、毛穴を開かせましょう。
定期的に毛穴を開かせると、きちんと皮脂や古い角質が排出されるので、角栓ができるのを防げます。
また、肌に優しいクレンジング剤でしっかりメイクを落とすことが大切です。ある程度の硬さがありつつ肌に優しい、ゲルタイプのクレンジング剤を使ってクレンジングを行いましょう。
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